ハフハフ語る

人として熱量少ないんです。けど好きなものに対しては変な力が出ちゃう。そんな主婦が時にぽそぽそ、時にハフハフ語る雑記ブログです。

スタバとおひとり様修行

スタバに初めて行ったのは友人に連れられて。
十数年くらい前だったかな?

入ったのは駅前の商店街にあるスタバ。
コーヒーでいいよね?と注文は友人がしてくれました。

周りを見れば、一人でお茶してる人がけっこういる。

ノート広げてお勉強してたり、パソコン広げて作業してたり…



へーほー。



ふぅん、カフェと言えば人と語り合う場所というイメージが強かったけど…
みんなけっこう一人でお茶してるんだ?

はあ〜なんか一人でカフェってかっこいいな…
ってその時思ったのです。

一緒に行った友人はバリバリのキャリアウーマンで(死語ですか?使っても大丈夫?)朝出勤前にスタバに寄ってコーヒーをテイクアウトして職場に向かうような人。

家庭のみで暮らしていて世の中から取り残されていた私には、友人や、スタバで一人お茶してる人がえらく大人に見えました。(年齢的には私も十分すぎるほど大人でしたけど)

そして、私もスタバに一人で行ってみたいな…という欲望がこの時芽生えました。

実は当時私は飲食店に一人では入れなかったのです。

一人で飲食店は入れなかったけれど、デパートには行けた私でした。

ある日デパートで買い物した帰り勇気を出してスタバ入ってみよう!と駅構内のスタバに一人入る決心をしました。

スタバって注文難しいイメージ。
サイズもS、M、Lじゃないし。
って言うかそれが関門だし。
(常連さんには笑われちゃうだろうな、一昔前の話ですよ?(~_~;))



私は最初の注文をどう乗り切ったかよく覚えてませんが、多分…



「あの、コ、コーヒーお願いします…」

「ホットですか、アイスですか?」

「あ、あ、ホットで…」

「はい、本日のドリップコーヒーは○○となっておりますがよろしいでしょうか?」

「…?は、はい」

「サイズはいかがされますか?」

「あ、あ、Sで」

「…ショートでよろしいですか?一番小さいサイズになっております」

「はっ、はいっそれでっ」

「店内用のマグカップでもご用意できますが」

「…あ?あ、お願いします…」



みたいな会話が店員さんとあったんじゃないかな。

確かこの時はコーヒーとチョコレートケーキ注文したと思う。

ビクビクしながらもなんとか一人でお茶できた。

でも、その後しばらくスタバには行きませんでした。

注文…やっぱり緊張したし(¯―¯٥)



まあ、そんなわけでスタバで一人お茶するのは諦めましたが、もともと外食好きな私は一人でお店でご飯食べられるようになりたい!と思い、おひとり様の修行をすることを決意しました。

修行のスタートはミスドから始めました。

ミスドは子どもたちとよく行っていたから注文も慣れてる。
おみやげも買って帰れるし。
文庫本をバックに入れて一人でお店にゆきドーナツ食べてコーヒを飲む。
うん、立派な外食です。

ミスドはかなり長い間通いました。

だから我が家のおやつ、一時期ミスド率が高かった。



ミスドでなんの緊張感もなくおひとり様ができるようになった私は次のステップに進むことにしました。

ミスドの次に挑戦したのはショッピングセンター内の飲食店。
小丼物屋さんとか、ファミレス風の店とか。

次にデパートの飲食店に挑戦。
お寿司屋さんとか、お蕎麦屋さんとか。

で、次はチェーン展開するカフェの路面店

私のおひとり様修行はじわじわと確実に歩を進め、今では大体のお店に行けるようになりました。

気合を入れれば、ホテルランチもひとりでできます。
もちろん行けない店もあるけど。

鉄板焼とか焼肉とか隠れ家的一軒家のビストロとかはまだ無理…
ってかここらへんはずっと無理な気がする…
はい、人と行きます。



ちなみにスタバには数年前に夕飯の買い物に行くショッピングセンターを変えたのをきっかけに通うようになりました。

変えた先にはスタバが入っていて、そこが割りと入りやすかったので。


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ショッピングセンター内のスタバは高齢者の利用客も多いです。

直角に腰の曲がったおばあ様も見かけたりします。

今は気楽にこの店を愛用しています。



私はすごく頑張って飲食店でおひとり様ができるようになったので一人で外食できるのが自慢だけど、おひとり様飯についての考えって個人差がありますよね。

私の周りにも三種類のタイプがいる。

昔の自分みたいに一人で飲食店に入るのが苦手な人、食事をコミニケーションツールと捉えているので一人でわざわざ外食することに意味を感じない人、特に大袈裟に考えず合理的に必要な状況であれば一人で外食することを当たり前に思っている人。

なんとなく私の年代、地域的なことを考慮すると実生活ではあまりおひとり様飯できることは吹聴しないほうがいいのかな?なんて思っています。
なんかちょっとかわいそうに思われちゃう可能性有るもの。

おひとり様飯ができるようになると食べたいものが食べたいときに食べられる率が上がるよ〜と、ほんとは普及活動したいんですけどね。

まあそれは孤独のグルメや、ワカコ酒におまかせして、私は黙々とおひとり様でも居心地のいい店の開拓に励みましょうか(^^)








今回はスタバとお一人様修行について語らせていただきました。

お読みいただきありがとうございました✨